ささほこやまこふんぐん 【笹鉾山古墳群】 「⾺と⾺曳きの埴輪」が出⼟ 笹鉾⼭古墳は6世紀の古墳群で、1基の前⽅後円墳(1号墳)と4基の円墳が検出されました。 1号墳は、⽥原本町⼋尾字⼭本に所在する全⻑96.2mの東向きの前⽅後円墳であり、2重周濠をもっています。 墳頂には稲荷神社が祀られ、前⽅部に向かって参道が伸びています。 主体部は明らかではありませんが、墳丘には埴輪が樹⽴されていました。 1号墳の北側28mに直径約22mの円墳(2号墳)が存在します。 2号墳の周濠からは、ほぼ完全に復元できる「⾺と⾺曳きの埴輪」が2組出⼟しており、⾺⼦の1体の顔⾯には⼊れ墨を表現する線刻がみられます。 このほか、蓋形埴輪・円筒埴輪・朝顔形埴輪・笠形⽊製品などが出⼟しています。 この古墳から出⼟した遺物は県指定⽂化財で、その⼀部は唐古・鍵考古学ミュージアムに展⽰されています。 詳細情報 名称 笹鉾山古墳群 エリア 北部 TEL 0744-32-4404(⽥原本町教育委員会事務局 ⽂化財保存課) 拝観時間 ⾒学⾃由 駐車場 なし 【住所】奈良県磯城郡⽥原本町⼤字⼋尾263(1号墳︓稲荷神社) 【電⾞】近鉄⽯⾒駅から約1km 【⾞】⻄名阪⾃動⾞道郡⼭ICから国道24号経由、約7km、約15分 【徒歩】近鉄⽯⾒駅から約15分 【トイレ】なし 【⼊場料】無料
1号墳は、⽥原本町⼋尾字⼭本に所在する全⻑96.2mの東向きの前⽅後円墳であり、2重周濠をもっています。
墳頂には稲荷神社が祀られ、前⽅部に向かって参道が伸びています。
主体部は明らかではありませんが、墳丘には埴輪が樹⽴されていました。
1号墳の北側28mに直径約22mの円墳(2号墳)が存在します。
2号墳の周濠からは、ほぼ完全に復元できる「⾺と⾺曳きの埴輪」が2組出⼟しており、⾺⼦の1体の顔⾯には⼊れ墨を表現する線刻がみられます。
このほか、蓋形埴輪・円筒埴輪・朝顔形埴輪・笠形⽊製品などが出⼟しています。
この古墳から出⼟した遺物は県指定⽂化財で、その⼀部は唐古・鍵考古学ミュージアムに展⽰されています。